晴れわたる空のもと、向かった先は宮城蔵王のすみかわスノーパーク
仙台駅前や遠刈田温泉からの送迎バスも出ているので、意外とアクセスが良いです。
今日はみやぎ蔵王の樹氷めぐりをしてみます。
気温は7℃
風も無いので絶好のコンディションです。
11:00の便を待っていると、9:00便の雪上車が戻ってきました。
私が乗車した雪上車はワイルドモンスター1号車
横向きのベンチシートで、混雑時はギュウギュウ詰めで身動きが取れないのではっきり言って不快です。
私は一番前だったのでまだマシでしたが、体をひねって窓の外を見る余裕はありません。
ゆっくりと景色を楽しみたい方は、前向き・独立シートのグレードアップ車輌の方が良いでしょう。
すみかわスノーパークのゲレンデを抜け、蔵王観光道路(林道)を通ってエコーラインに入ります。
大黒天
バックカントリーのスノーボーダーやスキーヤー、スノーシューで歩く人たちも多く見かけました。
エコーラインからハイラインに入るT字路
11:00便は、キャットツアーも含めて5台の雪上車が出動しました。
キャットツアーとは雪上車で上って、スキーやスノーシューで下りてくるものです。
いつかしてみたい。
料金所を過ぎた辺りの樹氷原に到着。
樹氷が見頃の時季ということもあり、ずいぶん大勢のお客さんがいますね。
南蔵王
吾妻連峰
「霧氷はね 蔵王にできる 巨人だよ」
(絵と句の著作権は塩竈市杉村惇美術館にあります)
霧氷は、樹氷、粗氷、樹霜の3つに分けられます。
英語で樹氷はスノーモンスターと言います。まさに巨人ですね。
これでかるたの「む」の地点を訪れることができました。
山形側の樹氷は何度も見たことがありますが、宮城の樹氷は初めてでした。
山形の樹氷は丸みをおびていて女性的、宮城側はゴツゴツしていて男性的なんだそうです。見比べてみるのもいいですね。
地球温暖化の影響で樹氷が見られるエリアが限られてきて、30年後には樹氷が見られなくなってしまうと予想されています。
かるたの「こ」に続く。