浅野友理子さんの個展「綯い交ぜ」
今日は嬉しいことに本人も在廊
印象的だったのはマムシ草を中央に置いた「安らう薬草」
えっ、マムシ草が主役ですか!
その名の通りのマダラ模様や頭を持ち上げたコブラの様な花、赤すぎる実に私は嫌悪感を覚えて安らぐどころではありません。
だけどこの絵を見て、そしてお話を伺って見方が変わりました。
毒性が強いマムシ草ですが、根を焼酎に漬けて塗り薬にしたり、実の部分を下剤として使うこともあるそう。毒は薬にもなる。
浅野さんはこのマムシ草などの薬草にこれを活用する人間の知恵を見てるのでしょうね。
東北歴史博物館近くの森で良く見掛けますが、今度からは感心を持って見れそうです。