好歩好日 ~Good Life with Nordic Walking~

美しい風景や街並み、ステキな方々、美味しいものとの出会いを楽しみに地元を歩くのが好きな「郷土ウォーカー」のブログです。 最も効率良く歩ける手段としてノルディックウォーキングを愛好しています。 歩くことでカラダだけでなくいつの間にかココロも元気になっている、そんな「歩き」を広めていきたい。主に宮城県を中心としたノルディックウォーキングの情報も掲載しています。(ページの最後にNWイベント情報をまとめたカレンダーがあります。PC版でご覧下さい。)

ノルディックオリンピアンによるスペシャルレッスン!トレーニング編

今年5月に行われた、「ノルディックオリンピアンによるスペシャルレッスン!究極のポールテクニック」に続く第2段。今回はトレーニング編です。

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講師はソルトレークシティ五輪クロスカントリースキー出場の工藤博氏
トリノ五輪ノルディック複合出場の北村隆氏のお二人です。
前回の「究極のポールテクニック」では多くの方が筋肉痛になったので、今回はどんなことをやらされるのか不安と期待でいっぱいの参加者。

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最初のレッスンは筋肉中の乳酸曲線の説明。グラフの横軸は速度(運動強度)でカーブは血中乳酸濃度、直線は心拍数。
乳酸(工藤さんの言葉では「うにゃうにゃ物質」)の濃度が高くなると疲れることになるので、持久力を高めるにはこの乳酸曲線を右側にシフトすれば良い。そのためには主観的運動強度で ややきつい程度のトレーニングをする必要がある。

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その主観的運動強度を意識するため、1)すごく楽、2)楽、3)ややきつい、4)きつい、5)もうこれ以上無理!の5段階に分けて広場内を5周しました。

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次はインターバルトレーニング。これは心肺機能を高めるのが目的。ゆっくり歩き→速歩きの繰り返し。速歩き→ノルディックランニングの繰り返し。それぞれ3本。

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次は傾斜面を利用したノルディックダッシュ。5本もやるともうヘトヘトです。

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そして最後はポールを使った筋トレ方法。


オリンピックを目指して厳しいトレーニングを積んできた工藤さん、北村さんお二人の、まさに経験に基づいたトレーニング方法には説得力がありました。ただ、このトレーニング方法をどう活かすか、何のためにトレーニングをするのかはその人しだいで、その答えは自分で見つけてくださいとのこと。私は、長い距離を楽に歩ける持久力が欲しいなと思います。
そして最後に心に残ったことば。「人間には適応能力があって、ぬるい環境にいるとそれに慣れてしまう。」身に染みました。目標に向かって努力し続けないといけませんね。