今夜のNHKクローズアップ現代プラスは、「お父さんが"アスリート"デビュー!?脱"単線人生"のすすめ」というタイトルだった。
番組の内容はこんな感じ。
運動などしてこなかった中年が突如、スポーツに目覚めるケースが増えている。トライアスロンからタックル等禁止の独自ルールのラグビーまで、多様なジャンルに広がっている。スポーツを契機に新しい人間関係を築こうとする人々。急増の背景には健康目的だけではない、現代ならではの『生き方の模索』があると専門家は指摘する。今の50歳前後は、「新人類」「バブル世代」「団塊ジュニア」と揶揄されながら、揺らぐ終身雇用の中で社内ポストに一喜一憂したり、接し方一つで直ぐに病んでしまうゆとり世代に気を揉んだり、"素の自分"を押し殺して生きることを強いられた狭間の世代だ。仕事でもなく家庭でもなく、自分の『居場所』を探しているという。人生の"複線化"を模索する中年現役世代の喜怒哀楽に密着する。
良い仕事(特に組織に属して)をして、良い家族関係を築くにはやはり自分自身の居場所、サードプレイスをもっている必要がある。
サードプレイスとは職場や家庭以外の素の自分を出せる場所という意味だが、それは素の自分を出せる「時間」でもいい。
幸せになるためには(幸せを感じるためには)、人と比べないこと、自分自身を良く知ること。そのためには本来の自分と向き合える場所、時間がないとダメなんだろうなと思う。