先日、「ノルディックウォーキングで腕の骨密度アップ?!」という記事を書きましたが、ノルディックウォーキングと骨密度に関するエビデンスがないか調べていたところ、今年5月に行われた第51回 日本理学療法学術大会(札幌)でのポスターセッションで調査した結果が報告されていました。
概要は次の通りです。
県立広島大学の高橋らは、一般健常中高年女性20名をウォーキング群とノルディックウォーキング群に分け、体力、運動能力・生活習慣病指標・骨密度について6ヶ月後の数値を調査した。
その結果、ノルディックウォーキング群は左右握力の増強、歩幅の増大が得られた。一方、生活習慣病指標や骨密度については両群とも有意差は認められなかった。
通常のウォーキングよりもノルディックウォーキングの方が骨密度が高くなるのではないかと考えていましたが、この調査結果ではそうではなかったようです。
ただし、ノルディックウォーキングは握力と歩幅の向上をもたらしているので、健康寿命延伸の一助となる可能性があるとこの論文では結んでいます。
詳細内容は以下のリンクからどうぞ
日本予防理学療法学会 一般演題ポスター
[P-YB-10-3] ウォーキングの介入による体力・運動能力,生活習慣病指標,骨密度に及ぼす影響 ウォーキングとノルディックウォーキングの比較
概要は次の通りです。
県立広島大学の高橋らは、一般健常中高年女性20名をウォーキング群とノルディックウォーキング群に分け、体力、運動能力・生活習慣病指標・骨密度について6ヶ月後の数値を調査した。
その結果、ノルディックウォーキング群は左右握力の増強、歩幅の増大が得られた。一方、生活習慣病指標や骨密度については両群とも有意差は認められなかった。
通常のウォーキングよりもノルディックウォーキングの方が骨密度が高くなるのではないかと考えていましたが、この調査結果ではそうではなかったようです。
ただし、ノルディックウォーキングは握力と歩幅の向上をもたらしているので、健康寿命延伸の一助となる可能性があるとこの論文では結んでいます。
詳細内容は以下のリンクからどうぞ
日本予防理学療法学会 一般演題ポスター
[P-YB-10-3] ウォーキングの介入による体力・運動能力,生活習慣病指標,骨密度に及ぼす影響 ウォーキングとノルディックウォーキングの比較