Tokyo2020パラリンピックもついに終わった。テレビ放送が多かったためか、パラリンピアンの活躍する姿に想像以上の感動を覚えた。
パラリンピックの選手は、肢体不自由、視覚障害、知的障害の三つに分類されるが、私は特に肢体不自由の選手が義肢や車椅子などの補装具を操り(という表現で良いか分からないが)記録に挑戦する姿に心惹かれた。義足を使って走れるようになるだけでも血の滲むような努力があったのだろう
ノルディックウォーキングのポールは補装具ではないが、道具を自分の体に合わせて調整し、使いこなし、最高のパフォーマンスを目指すというのは共通するところがあると思う。
「失ったものを数えるな、残されたものを最大限生かせ」
障害があってもなくても、半世紀も生きてくれば失ったものはたくさんある。
特に体力と時間。
だけど今ある肉体と時間を活かし、少しずつでいいから自己ベストを更新しながら生きていきたいと思う。