日本オリンピック委員会主催のオリンピックデーフェスタin浦戸諸島に参加してきました。ノルディックウォーキングまたはウォーキングラリーをしながら桂島を歩くイベントです。
- 開会セレモニーでは、オリンピックらしく聖火の点火式もありました。
- これが聖火。ここの次は福島の三春まで大切に運ばれます。
- 今回来てくれたオリンピアンは、左から瀬古利彦さん、畑中みゆきさん、菅原智恵子さん(気仙沼市出身のフェンシング選手)、鈴木恵美子さん、益子直美さんの5名です。実は益子さんはオリンピックには出ていないそうですが、NHKの番組で訪れたことのある塩竈にまた来たいと思って参加されたそうです。
- 準備運動は「おらほのラジオ体操」でした。JOCにまで採用されているとは。
- 参加者は5つのチームに分かれ、ノルディックウォーカーはブラックチーム。案内役は畑中みゆきさんです。ノルディックはだいたい30名程度だったかな。
- 畑中みゆきさんの案内を聞きながら島内を歩きました。この下の方には家が並んでいたのですが、津波でみな壊されてしまいました。流されたというよりも壊されたという感じだったそうです。高い松の木の上には海苔養殖の漁具がたくさん引っかかっていたとも話していました。
この後、NHKの釣瓶の家族に乾杯で、大魔神佐々木がピザを届けたあの阿部さんにもお会いしました。今回のイベントとは直接関係ない方なので写真はなし。
- 島に住む「かつお」さんから震災時の様子を教えて頂きました。この家は少し高いところにあるのですが、それでも1階の屋根まで津波が来たそうです。毎年、庭で立派に咲かせていた牡丹の花の写真も見せて頂きましたが、海水を被った土では上手く育たなかったそうです。でも今度はバラを咲かせるんだとおっしゃってました。島の人は強いですね。
- 説明を聞くブラックチームのみなさん。
- 海岸まできました。説明して頂いた方のお名前は・・・ごめんなさい、忘れました。浦戸に住む方は内海という名字が多いので、みなさん名前で呼び合ってるそうです。
- 島では無くなった方もケガ人一人もいなかったこと、島の小中学校は島外から通っている子どもたちが多いので、なかなか帰ることができず苦労したという話を伺いました。
旧浦戸二小まで行ってから会場まで戻る3キロほどのウォーキングでした。
- 益子直美さんと2ショット。嬉しかったのでブログに載せちゃいます。
- 閉会セレモニーの後に、浦戸の海苔をたっぷり使った海苔汁を頂きました。実は最初に頂いたのは、すっかり冷めていたのですがそれでも旨い!と感じました。おかわりした2杯目の暖かい海苔汁は、さらに美味しかったことは言うまでもありません。
このイベントはJOCだけでなく塩竈市や地元のボランティアの方々も運営に携わっておられました。スタッフのみなさん、どうもありがとうございました。
- 帰りに、本塩釜駅前の観光物産案内所で、浦戸復興藻塩のりと、私の好物の「太平洋」をお土産にしました。