朝の塩竈神社表坂。ちょっと寝坊しましたが朝のトレーニングとしてここまで歩いてきました。
その向かい側にあるこの階段、ずっと前から気になっていました。地図を見るとこの上が塩竈公園となっています。この山は融ヶ岡(とおるがおか)ともよばれ、光源氏のモデルといわれる源融(みなもとのとおる)が屋敷を構えていた場所だそうです。
ドキドキしながら石段を登っていきます。
公園がありました。そのまま登って行けば塩釜高校に出るのかな?
一応、遊具もあります。桜が咲く季節は美しいのでしょうけど、市の名前を冠した公園がこれではちょっと寂しいですね。
遊具の先に散策路が続いていました。そこを進んで行くと・・・
表坂の大鳥居が見えました。これは絶景です!
西町の町並みも眺めることができます。
そのまま散策路を下ると、ここに出ました。
道路をちょっと登ると、神社方面に向かう小さな路地がありました。その先には塩竈神社の七曲坂が見えます。つまりここは、多賀城から続く古代の道だってこと? けっこう感動的です。
振り返ると愛宕神社の参道がありました。
石段を登っていくと愛宕神社の手前に煙波亭が。えっ!建物が残っているの?ホント?
愛宕神社の裏に抜け、塩釜高校のグラウンド側まで来たところ、「東街道・鳥居原」と書かれた石碑がありました。この塩釜高校の場所に、かつて常設の門前市があったらしいのです。ここで海産物や塩が取り引きされ、多賀城の政庁に運ばれたのでしょう。
融ヶ岡橋の上より赤坂方面を臨む。道路の先に見えるのが塩竈神社のある一森山です。
小一時間のウォーキングでしたが、私にとってはものすごい発見がいくつもありました。塩竈にはまだまだたくさんの見所がありそうです。