- 松島水族館の事実上の移先となる仙台水族館(仮称)の整備計画が先日発表されました。
- だからというわけではなく、この前のかき祭りの時から、そろそろまた行ってみたいと思っていたのです。
- JR仙石線松島海岸駅のホームから見えるという、アクセスの良さ。
- 入場したら、ちょうどペンギンの餌やりをしているところでした。手前で首を伸ばして雄叫びをあげているのはキングペンギン(王様ペンギン)です。すぐ近くで見るとやはり大きい!
- 「黒潮の海」の大きな水槽。この周りにはイスが並べてあるので座ってゆっくり眺めてみました。当たり前ですが、魚によって泳ぐスピードが違うことに気が付きました。一番速く泳いでいたのは、意外にもナポレオンフィッシュでした。
- 今日いちばん楽しみにしていたのはバックヤードツアーです。黒いライダーベルト?をしたイケメン職員の方が案内してくれました。
- 魚や動物たちに与える餌は、主にアジやイカ、シシャモです。シシャモは全てオス。人間が食べるのはメスばかりなので、オスは安く手に入るのだそうです。
バックヤードには、微生物によって水を浄化する砂の槽があったり、病気で弱った魚の治療や、幼魚やプランクトンを育てたりする水槽などがたくさんありました。
- こちらは「松島の海」の水槽。カキが吊り下がっています。
- アマモ再生の実験も行われていました。
3.11の津波では松島湾のアマモが失われてしまいました。アマモ場は魚の産卵場、育成場になるだけでなく、海を浄化する役割も担っています。そのアマモを再生し、豊かな松島湾を取り戻すため、「松島湾アマモ場再生会議」という団体がつくられて活動を行っています。
時間にしておよそ30分間のバックヤードツアーでした。普段は見ることのできない裏側を見せて頂き、とても勉強になりました。
- マリンショップから出たところの、この景色が好きです。遠くに遊覧船や五大堂、福浦橋を眺めることができます。
現在は水の浄化技術が進み、海から離れた場所にも水族館が作られていますが、でもやっぱり水族館は海のすぐそばにあるべきと思います。
仙台水族館(仮称)の開業予定は2015年春で、その後この松島水族館は閉館する見通しだと報道されています。仙台水族館(仮称)の建設予定地は、海から少し離れているので、水族館から海を眺めることはできないでしょう。
この松島湾の素晴らしい景色を、ぜひ今のうちに見に行ってみてはいかがでしょうか。