多賀城市文化遺産活用活性化実行委員会が主催するこの事業に参加してきました。
一日目の今日は講演会。明日は多賀城市内の遺産をめぐります。
最初の講師は、宮城大学教授の三橋勇氏。
観光客は、その土地にしかないもの、その土地の人とのふれあいを求めている。
観光に来た人に自分の町を自慢できますか?地域の味を紹介できますか?
知りたいと思えば、外を歩くようになるし勉強もするようになる。
そうすれば健康にもなるし、ボケ防止にもなる。
市民一人ひとりが、自分の地元にプライドと誇りを持っている。
そんな土地にこそ、人は来てみたいと思うのではないか。
二人目は、(株)JTBの稲井田典子氏。国内外問わずベテランの添乗員。
同じサービスや「おもてなし」が、常に同じ評価を受けるとは限らない。
一人ひとり受け取り方が違うので、そのお客様のニーズに合わせる必要がある。
観光客の印象は、訪れた場所が有名かどうかよりも、
その土地での人との出会いや会話で旅の楽しさが決まるといっても過言ではない。
お二人のお話はたいへん勉強になりました。
ノルディックウォーキングに興味を持たれている方、始めようとしている方も、
みなさん一人ひとり目的が違います。
それぞれ何を求めているのかを知ったうえで、
それに合わせた接し方をしていかなければなりませんね。