昨日の続きです。
私がやっている、雪道の怖さを少しでも緩和する方法。
それは、実際に急ブレーキを掛けてタイヤを滑らせることです。
もちろん、安全にできる場所で慎重にです。
対向車や後続車がなく、平坦な直線道路でやってみてください。
スピードは最初時速20kmくらいでブレーキをキュッと踏みます。じわっと踏むのではありません。
タイヤが滑らなければ、もう少しギュッと強く踏みます。若干速度を上げてもいいでしょう。
タイヤが滑ったらブレーキを離します。
これで「滑る」という感覚を覚えるのです。
最近はほとんどのクルマにABSが付いているので、そのABSが作動するタイミングを知るのも良いでしょう。
慣れてきたらブレーキを踏み続け、どの程度の距離でクルマが止まるも確かめてみてください。
もし、クルマが横滑りし始めたなら、ブレーキを離せばまた真っ直ぐ進むようになります。
(大きく横滑りしてしまったら、ハンドル捌きが必要になりますが、それは意外と感覚的にできるものです。)
なお、タイヤが滑るタイミングやクルマが止まる距離は、路面状態によって変わってきますので、
実際に運転する際は、スピードを出さない、車間距離を空けるのは当然のことです。
こうやって、滑る感覚を覚えることで、いざ本当に滑ったときに焦らずに対処できるようになります。
どんなことでも、不測の事態に遭遇すればパニックになるのは当然です。
なので、あらかじめ備えて感覚を身に付けておくのです。
雪道の運転が不安な方は、ぜひ安全な場所でやってみてください。
(このブログを読んで実際にやってみて事故を起こされても、当方は責任を負うことができません)