1月になってからいきなり大雪が続き、溶けた雪が凍結して路面が滑りやすくなっています。
そんな今の時期に大活躍しているのが、この靴用滑り止め「ノンコケ」です。
見たとおりとてもシンプルな構造で、靴への着脱も簡単。
コンパクトなので、カバンに入れておいてもかさばりません。
実際に使って歩いてみると安心感があります。
もちろん、かかと着地の歩き方では滑ってしまいますので、靴底を地面にフラットに付ける「雪道歩き」が前提です。
この「ノンコケ」は、札幌の女性発明家の方が考案されたものです。
札幌の路面凍結は本当にスケートリンクの様。東北生まれ東北育ちの私でも大通り公園の横断歩道で滑って転んだことが何度かあり、北海道は違う!と思いました。
そんな北海道で平成20年度に発明奨励賞を受賞した製品ですから間違いありません。
靴の滑り止めはスパイクタイプのものが多いですが、仙台あたりでは常に道が雪に覆われていることは少なく、日なたは溶けて日陰は凍っているということが多いので、スパイクだとアスファルト面でガリガリ音がしてしまいます。さらにスパイクピンで靴底から押される感じがイヤだという方もいらっしゃいます。だからといっていちいち着脱するのはめんどくさい。
その点、この「ノンコケ」はガリガリ音も少ないですし、ピンの突き上げもないのでアスファルト面を歩いてもあまり違和感はありません。
(雪道をガシガシ歩きたい方は、もちろんスパイクタイプの方が良いと思います。)
こんな素晴らしい滑り止め「ノンコケ」は、北海道札幌市にある「足と靴の専門店 ウォーカーズ」さんから購入しました。
冬物の販売時期はそろそろ終わりなので、在庫が残っているか分かりませんが、もし「ノンコケ」を欲しいと思った方は、ウォーカーズさんに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
【2016.1.30追記】
「ノンコケ」は写真をご覧になって分かるように、ゴム紐に細い金属を巻いたものです。アスファルト面を歩き続けると切れやすいですし、ゴムですので経年劣化もあります。ご使用なさる方は、その点を考慮したうえでご使用ください。