今年で7回目を迎えた「アラハバキの灯(ともしび)」
多賀城政庁跡を保存するだけでなく、活用していこうと塩釜青年会議所が主体となって行っている事業です。
早い時間に行ったので、ふるまい鍋のタケヒローネを頂くことができました。
みなさん続々と集まっています。
ここに並べられている行灯は、市内の幼稚園児や小学生たちが想いを込めて作ったものなんです。
私も行灯への火入れをお手伝いさせてもらいました。
今年はなんと東大寺の第222代別当 狭川氏らによる鎮魂祭が執り行われました。
東大寺別当とは、俗な言い方で説明すると東大寺で一番えらいお坊さんです。
その様な方に足を運んで頂いて鎮魂のお経をあげてもらえるのは大変ありがたいことです。
あという間に暗くなり、辺りは幻想的な雰囲気に包まれました。
塩釜高校吹奏楽部の演奏
この後、利府太鼓の演奏、アサノタケフミさんタガレンジャーの登場もありましたが、残念ながら私は時間切れで帰ってきてしまいました。
夜空には半月、遠くに仙台港の夜景、そして子どもたちが作った行灯。
自然災害や都市の栄枯盛衰は防ぐことはできないのかもしれませんが、それでもこの平穏な景色がいつまでも続くことを祈ります。
バックナンバー
2015年 第6回アラハバキの灯
2014年 第5回アラハバキの灯
2013年 第4回アラハバキの灯
2012年 第3回アラハバキの灯