夢メッセみやぎで開催された食材王国みやぎフェアで見つけた「パンＤＥさつま」。塩釜の阿部善商店の商品。食パンに挟んだものを試食したところ、意外と美味しい。販売員（社員？）の方に尋ねたところ、普通の揚げかまぼこは弾力があるが、野菜を多く入れるなどして弾力を調整し、パンと一緒に食べていいような食感にしている、油もバターに近いような香りのものを使ってパンに合うようにしているとのこと。新しく出て間もないので、まだこの辺り（宮城？）で置いてくれる店がないらしい。でも工場に行けば買えるそう。１パック２枚入りで７０円。（このフェアでは５０円で販売）
さて、翌日の朝食にマーガリンを塗った食パンに、温めたパンＤＥさつまとキュウリの薄切りを乗せ、マヨネーズをかけて挟んで食べてみた。う～ん、けっこう美味い。パンに合わせたというのが良く分かる。とても手軽に作れるし、近所のスーパーで買えるなら、定番にしてもいいくらい。パッケージの裏、あげかま坊や善ちゃんの「いぎなりんめっ！」のセリフがイケてる。
この阿部善商店さん、揚げかまぼこをハンバーガーにしたマリネルバーガーを仙台市内にオープンさせていたが、今年の１０月で閉店。１年間の試験事業だったのかと思うが、ハンバーガーだと、大手のファーストフード店が競合になる訳で、仙台市内での営業は難しかったのではないだろうか。でも新しいことにチャレンジする姿勢には好感が持てる。
ハンバーガーではなく、この様な揚げかまとパンをコラボさせた『揚げかまサンド』or『揚げかまロール』なるものを塩釜市内のパン屋さんと協同で開発していったらどうだろうか？ 塩釜といえば寿司だが、観光して小腹が空いたら『揚げかまサンド』というのも悪くない。
そうそう、北海道の小樽のイメージ。小樽では、カマボコ（すり身）をパンで包んだ「パンロール」が有名で、地元ではファーストフード化しているそうだ。昨年の夏に行ったとき食べたが、実際に美味しかった。宮城だと阿部蒲鉾のひょうたん揚げくらいしか思い浮かばない。少なくとも塩釜には無い。でも塩釜でも同じことが出来るはず。もし実現すれば塩釜発のＢ級グルメがまた誕生だぁ！（関係者のみなさま、よろしくお願いします。）
