宮城鳴子温泉郷・中山平温泉の第10回ノルディックウォーキングのお手伝いをさせて頂きました。
昨年は、残念ながら雨に降られて屋内練習でしたが、今年の天気は大丈夫そうです。
→昨年の様子はこちら
中山平温泉駅前に集合して開会式
今年の参加者は50名を越え、事務局もびっくりだったらしいです。
ウォーミングアップの後、陸羽東線に乗って一駅先の堺田駅まで移動します。
普段は1両での運転ですが、このイベントのため2両編成にしてくれたそうです。JR東日本さんグッジョブ!
「堺田分水嶺」
この用水路の水が分かれて、一方は太平洋側へ、もう一方は日本海側へ流れて行きます。このように簡単に見ることができる分水嶺は全国的にも珍しいのです。
少し国道を歩いた後、いよいよ遊歩道に入ります。
紅葉も終わりを迎え、敷き詰められた落ち葉のじゅうたんを歩くのが今回の醍醐味です。
この「奥の細道・軽井沢コース」は、松尾芭蕉が歩いた当時のまま残っています。
そして源義経も東下りでここを通った可能性もあるそうです。
足が埋まるほどの落ち葉。カサカサと音を立てて歩くのも楽しい!
この辺りによく落ちているホウノキの葉について、上野インストラクターに教えてもらいました。
こちらは、ホウノキと間違えやすいトチノキの葉っぱ。違いが分かりますか?
ヒラタケ?食べられるキノコだそうです。
途中、こんな沢も渡ります。
山神社(さんじんじゃ)
ここにも義経にまつわる伝説があります。
中山平温泉駅でゴール。
およそ6kmの距離を、みなさん遅れることなく歩ききることができました。
クールダウンして「キートス!」
お疲れさまでした!
中山平コミュニティーセンターに移動して昼食と閉会式。
地場産のおみやげが当たる表彰式も。リーダーそれぞれが自分の担当グループからお二人を選び、その方におみやげを差し上げることになっていました。でも誰もが元気で楽しそうで、お話を伺っても甲乙つけがたく悩みましたが、その中でも特に印象に残った方を選ばせて頂きました。
昼食に頂いた鳴子のお米「ゆきむすび」のおにぎりと、キノコたっぷりの豚汁。美味しくてもちろんおかわりしました。
解散後は入浴券を使ってしんとろの湯へ。つるつるの湯で疲れを癒して帰りました。
今回、念願だった奥の細道軽井沢コースの落ち葉のじゅうたんを歩くことができて大満足です。
観光協会の会長さんもぜひ来年もやりたいと意気込んでいましたので、行ったことのない方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。豊かな自然を満喫するだけでなく、奥の細道や義経伝説にゆかりのある場所を探しながら歩いてみるのもいいと思います。
中山平温泉観光協会と中山平温泉組合のみなさん、一緒にリーダーを務めたインストラクターの三人、そしてメイン講師の武田アドバンスインストラクター、今日はたいへんお疲れさまでした。