好歩好日 ~Good Life with Nordic Walking~

美しい風景や街並み、ステキな方々、美味しいものとの出会いを楽しみに地元を歩くのが好きな「郷土ウォーカー」のブログです。 最も効率良く歩ける手段としてノルディックウォーキングを愛好しています。 歩くことでカラダだけでなくいつの間にかココロも元気になっている、そんな「歩き」を広めていきたい。主に宮城県を中心としたノルディックウォーキングの情報も掲載しています。(ページの最後にNWイベント情報をまとめたカレンダーがあります。PC版でご覧下さい。)

新「多賀城グルメ」ブランド発表会

今日はホテルキャッスルプラザ多賀城で行われた、新「多賀城グルメ」ブランド発表会に出席してきました。

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なんと「たがもん記者」に任命されました!

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多賀城市観光協会会長の挨拶

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テレビ局も取材に来ています。

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多賀城グルメの食材は「古代米
多賀城跡やその周辺から「黒舂米(こくしょうまい)」と墨書された木簡が出土しており、当時からお米が流通し、食されてきたという歴史的根拠があります。
また、古代米はビタミンやミネラルも豊富でアントシアニンも含まれ、お米なのでグルテンフリー。美容や健康に最適なヘルシーフードです。
理研究家早坂具美子さんの話では、ニューヨークでは古代米(英語ではワイルドライス)が食材のひとつとして普通に使われているそうです。

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さあ、ブランド名とロゴマークの発表です!

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多賀城 しろのむらさき」

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多賀城の「しろ」と古代米の「紫」を組み合わせた造語ですが、アヤメの紫もイメージできて多賀城らしいです。
ロゴマークは「米」という字をモチーフにしていますが、南北大路、東西大路が交差している古代都市多賀城の様にも見え、古代ロマンがあふれます。

同じく たがもん記者を務めた大学生に聞いたら、シンプルだけどおしゃれなロゴマークで、このブランドが付いた商品をロフトに置いたら、きっと商品を手に取ってもらえると話してくれました。


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多賀城ゆるキャラ「たがもん」も登場

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多賀城では、すでに古代米を使った商品がいくつかありましたが、今回共通のブランドを立ち上げて売り出すということで、新たに取り組む事業者も含めた10社が商品開発に取り組んで来ました。

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多賀城市内で古代米の生産を請け負ってくださっている農家さんは1軒だけ。古代米は一般のイネと交配しないように、独立した田んぼで作らねばならず、収穫量も少ないのでとても手間がかかるそうです。


その貴重な古代米を使った商品の一部を紹介します。

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洋菓子店ピュイダムール
手前のオレンジ色の「ほろよい娘」は、古代米酒「おもわく姫」の酒粕を使ったカステラです。しっとりとした舌触りで、酒粕の風味が強すぎなくて美味しかったです。

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古代米レストラングリーンゲイブル
ひとめぼれと古代米を炊いた多賀城さくら米おはぎは、私の好みでした!

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小野屋ホテル
米麺はどこにでもありますが、これは古代米を加えてもっちり感がアップした「古代米麺」
どんな味にも合うので、あえてスープは付けていないそうです。
基本は麺の販売ですが、小野屋ホテルに宿泊したり、ランチを予約すれば食べることができます。

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タガの柵/TAGANOKI
古代米酒「おもわく姫」の米ぬかを使った「阿久玉餅」
焼いた香りが何ともいえません。古代米茶も香ばしくて、セットで味わうのがオススメです。

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ちゃいな館 喰囍炒(くっちゃお)
古代米を使った春巻とチャーハンと杏仁豆腐
春巻もチャーハンも古代米のプリプリした食感がいい。
ほんのり紫色の杏仁豆腐は、オリジナル性が高いです。
まだ開発途上だそうですが、お店に出される日が待ち遠しいです。

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カトーマロニエ
風味の良い「古代米のカルトロール
カルトロールとはパウンドケーキのフランス語だそうです。

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地酒とギフトのすずこう
古代米で作った日本酒「おもわく姫」
クルマで行ったので試飲はできませんでしたが、古代米の酸味が効いたお酒です。
今回はぶどうジュースを使ってカクテル風に飲むことを提案されていましたが、それ以外でも色々と合いそうです。

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理研食品 本社工場
リケンのわかめスープで有名な理研食品は本社工場が多賀城にあり、51年の歴史があります。
古代米おこげのわかめスープ」は けっこう美味い!
お湯を注ぐだけで簡単にできるので、登山に持っていくのもいいと思います。軽いし。

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菓匠 榮太楼
古代米ゆべし」
古代米を粉にして練り込んでいるので、香りとモチモチ感がアップしている気がします。

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コトリコーヒー
古代米ピクルス」
普通のピクルスだけでも美味しいのに、古代米が入ってほんのり紫色。古代米のプチプチ感も加わって絶品です。


今回発表された新多賀城グルメはこれだけではありません。
ぜひ、これらのお店を訪れて、新しく生まれた多賀城グルメを味わってみてください。

お問い合わせは、多賀城市観光協会まで。

私も、たがもん記者として、いや郷土ウォーカーとして実際にこれらのお店を訪れてレポートしたいと思います。