好歩好日 ~Good Life with Nordic Walking~

美しい風景や街並み、ステキな方々、美味しいものとの出会いを楽しみに地元を歩くのが好きな「郷土ウォーカー」のブログです。 最も効率良く歩ける手段としてノルディックウォーキングを愛好しています。 歩くことでカラダだけでなくいつの間にかココロも元気になっている、そんな「歩き」を広めていきたい。主に宮城県を中心としたノルディックウォーキングの情報も掲載しています。(ページの最後にNWイベント情報をまとめたカレンダーがあります。PC版でご覧下さい。)

雄国沼

 金曜の夕方に出発し道の駅裏磐梯でP泊。翌朝、萩平の駐車場からシャトルバスに乗り金沢峠まで。峠の展望台から望む湿原には、ニッコウキスゲのオレンジが広がっている。展望台の脇から湿原まで直ぐに降りるルートがあるが、子供達を少し歩かせたいため、遠周りのルートで湿原まで降りる。このルートは人が来なくて静かで気持ちいいし、遠回りの分だけ傾斜も緩いので、2歳の次男でも歩きやすい。湿原まで来ると、上の展望台から見るよりも、よりいっそうオレンジが濃く見える。ニッコウキスゲはもうピークを過ぎていだが、それでも美しい。今年は近年でいちばん花が多かったそうだが、ピークの時はどれほど美しかったのだろうか?写真を撮ったりしながらゆっくり見ているうちに、観光客が多くなってきたので、早々に退散する。
 シャトルバスに乗って駐車場に戻ったのが11時前。駐車場の脇では地元の方々が農産物を販売していた。おおきな樽に水を流しながら冷やしたトマトやキュウリも売っている。このトマトは絶対美味しいと直感し、1個(50円)買って一口食べると、やっぱり本当のトマトの味がして美味しかった。子供達にもあげようとすると、「僕はキュウリがいい」と長男のS君。次男のWちゃんもトマトは嫌だという。それを聞いていた店のおじさんが、「ほら、これ食え」とタダで子供達に1本づつくれた。そんなに食べられないだろうと思って見ていたら、二人とも美味しい美味しいといって食べている。そういえば、仮面ライダー響鬼でヒビキがキュウリをかじるシーンがあったが、それを想い出して食べたいって思ったんだろうな。
 キュウリの美味しさに気を良くした子供達。今度は俺のトマトも食べたいという。しょうがないので、もう一個トマトを買ってあげたら、やはりトマトも美味しいと食べている。これから喜多方ラーメンを食べに行くんだからお腹いっぱいにするんじゃないぞ、という忠告も無視し、ヘタの周りだけになったトマトを俺によこしてきた。フッフッフッ、このヘタの周りのまだ緑色が残っている部分が、本当のトマトの味がして美味しいんじゃないか、と思いながら完食する。
 ラーメンは、まこと食堂にしました。まだ12時になっていなかったからか、ほとんど待たずに入れてラッキー。やっぱり太麺の喜多方ラーメンはうまかった。