いつも気になっていたあの緑と白の鉄塔が何なのか確かめに行ってみよう!
- たぶんここから行けるだろうと当たりを付け、蕎麦屋の喜久美の横にある石段を登ってみた。
なんか鳥居が見えてきた。
鳥居をくぐると、そこには初汐稲荷神社と白い鉄塔があった。この鉄塔、火の見櫓の様だが、調べてみると導灯というらしい。塩釜港に入る船を導くための灯台のようなものだ。
その裏の寿福寺の境内には緑色の鉄塔もあった。これはテレビの中継局の様だ。おそらくアナログ波の中継局だろうから、地デジに移行したら撤去されるのかもしれない。
一度45号線に出て歩いていると、この先に何かがありそうな階段が。
うわっ、こんなところにトンネルがある。
トンネルを抜けて振り返った写真。トンネルの手前を右に登っていくと先ほどの寿福寺に至る。
- しばらく歩くと、また長い石段がある。神明社と書いてある。面白そうだから登ってみよう。
- 何か社殿の様なものが見えてきたぞ。
ひっそりとした境内。ここは伊勢神明社というらしい。なんか神社っぽくないなと思って調べてみたら、ここに神様が奉られているわけではなく、ここから伊勢神宮を参拝するための遥拝所なんだそうだ。
女性の神様と云われている天照大神を奉っているだけあって、この社殿の鰹木(かつおぎ)は偶数の4本。千木(せんぎ)は内削ぎ。先日、ボランティアガイドの方に教えてもらったことが役に立ちました。
参道の石段を下りる際に集めたヒバの実。
- 一時間程度の散策だったけど、ちょっと歩くだけでこんなに面白い場所に出会えるなんて、なんと塩竈は魅力的な町なんだろう。