ずっと前からどんなところなのか気になっていた、表松島の馬の背に行ってみることにしました。
陸前浜田駅の向かいにある浦嶋荘の脇道を進んで行きます。
アスファルト舗装道を進み田里津庵を過ぎると瑞鳳ヶ丘があります。松島湾が一望できる名所といわれていますが、ここの眺めはそれほどでもありません。
鬱蒼とした道の脇には、太くて見事なカヤの木が何本も見られます。
いよいよ「馬の背」の入り口に着きました。ここからはちょっとした藪の道を進みます。(案内板の右の赤ライン)
馬の背が見える所に出ました。付け根の部分がちょっと細くなっているので、恐る恐る渡ります。雨の後など、足下が悪い場合は避けた方がいいでしょう。
右手には、この馬の背よりちょっと短い天然の桟橋、「子馬」が見えます。(さっきの案内板の左の赤ライン)
いよいよここが馬の背の先端か!と思ったら最後の難関が待ち受けていました。
この割れ目を飛び越えなければなりません。(泣)
無事に先端に到達し、松島湾の景色を独り占めにしました。
来た道を引き返し、アスファルト道路を進むと国道45号線に出ます。このまま双観山、松島海岸の方に行くこともできますが、歩道がないのでお勧めしません。45号線を陸前浜田駅方面に戻る方向には歩道があります。200mほどのトンネルがありますが、これを抜けると陸前浜田駅はすぐそこです。
本日歩いたコースはこちらです。ちょっとした寄り道も含めて約5キロメートル。休憩を入れても1時間半ほどです。
あまり有名ではないけど、意外とスリリングで楽しかった「馬の背」。松島観光のついでに一度足を運んでみてはいかがでしょうか。陸前浜田駅の近くには、稲庭うどんの老舗もありますよ。