今日は利府町内を歩いてみることにした。
起点は利府駅。駅前でウォーミングアップをしてからスタート。
さらにその先には、蒸気機関車C58-354もある。車両好きにはたまらない?
公園の先には、線路跡だと思われる道がずっと続いている。廃線跡好きにはたまらない?
この道をずっと歩いていくわけにはいかないので、公園前の石巻街道を利府駅方面に戻る。
山の上が淡いピンクに染まっている。そこが利府城址。
利府小学校の脇道を入る。ちょうど2時間目が終わったところで、子供たちが校庭で元気に遊ぶ姿が見えた。写真を撮っていたら、「あっ、カメラマン!」と小学生に言われた。いいえ、2本の棒を使って歩きながら時折写真を撮るただのおじさんです。
坂道を登ると、そこには桜で覆われた別天地があった。平日のためか、お花見をしている団体の姿はなく、静かに桜を楽しむことができた。ちょうど散り始めで、桜吹雪の中を歩くのはとても気持ちが良かった。
利府城址を後にし北側を回って戻る途中、鳥居とその奥に続く石段を発見! ここは雷神社というらしい。
その石段を登ってビックリ!大きなシラカシの木が参道の真ん中に鎮座しているではないか。社殿も隠れて見えないし。とても威風堂々とした御神木だった。
さて、歩道橋で利府街道を渡り、郷土資料館の東側にある利府駅前2号公園に向かった。ここには、利府梨の古木「真鍮梨」がある。1884年に栽培を始めたときの苗木の1本だそうだ。今では利府といえば梨、といわれるほどの特産品になっている。
その公園のそばにある利府郵便局。ふと出入口の上を見ると段ボールで作ったひさしがあり、その上にはツバメの巣が。ツバメと人間との共生といったら大げさかもしれないが、作った方々のやさしさが感じられた。
利府駅まで戻り、歩いた距離はおよそ6キロメートル。 汗ばむほどの陽気の中、利府の自然を楽しむことができた。