多賀城のノルディックウォーキング仲間のお誘いで、利府を歩いてきました。
利府駅。ここは東北本線の支線・利府線の終点です。
ちょうどこの道の先に、目指す番ヶ森の鉄塔が見えました。
森郷児童公園には、昔の機関車が展示してあります。東北本線は昔ここを通っていました。海沿いの塩竈を通るルートに変更になり、利府駅から松島までの区間が廃止になったため、現在では廃線跡が公園や道路として残っています。
廃線跡の橋を歩いて行きます。
三陸自動車道からも見えるこの道。ずっと前から歩いてみたいと思っていました。
ちょっとした切り通し。両側が石垣になっています。
染殿神社。ここで廃線跡に別れを告げ、葉山の住宅地方面へ。
住宅地、シーアイタウン利府・葉山に入ります。
その住宅地を抜け、番ヶ森の展望台まで登ってきました。標高216メートル。利府町で最も高い山です。下から見えた鉄塔(アンテナ塔)はこれよりもっと先にあります。
展望台から見える松島湾。これは見事な景色です。初めて来ましたが360度のパノラマが見渡せるこの山がとても好きになりました。
この展望を楽しんだ4人。
山の上は風が強くて寒かったので、住宅地の公園・ならの杜緑地まで下りてきてコーヒーを頂きました。アウトドアで飲むコーヒーもまた格別です。
ランチは近くにあるイタリアンレストラン・ヴェルドゥーラ、と思って行ったのですが、団体さんが入って満席だったため今回は断念。
気持ちを切り替えて、利府街道沿いにある匠の麺・麦楽(ばくらく)でお昼ごはん。
帰りは少しルートを変え、ミツバチの巣箱がいっぱい並ぶ森を通りました。利府でも養蜂業をされている方がいるんですね。
そして梨畑も利府らしい風景です。
森郷児童公園まで戻ってきました。児童公園らしく蒸気機関車(C58-354)には子供たちがよじ登って遊んでいました。
今回歩いた距離はおよそ17キロ。
前から歩きたいと思っていた利府の廃線跡を歩くことができ、番ヶ森の予想以上に素晴らしい展望に感動して、とても満足したウォーキングでした。一緒に歩いた3人の仲間に感謝です。