中山平温泉観光協会と中山平温泉旅館組合主催のノルディックウォーキングイベント
「落ち葉のじゅゆうたんを歩こう」のお手伝いをさせて頂きました。
今年で第11回を数え、毎年恒例のイベントとなっています。
(昨年の様子はこちらからどうぞ)
あいにく、朝から雨模様でしたが、このまま小雨が続くという予報でしたので予定通り?小雨決行という判断がなされました。
いらしている皆さんは多少の雨なら歩きたいという方々ばかりの様で、中止にならなくて喜んでいるように見えました。
一通りウォーミングアップをした後、中山平温泉駅から電車に乗って、一つ先の堺田駅まで移動します。
堺田駅を降りてすぐのところにある堺田分水嶺。
小川がここで二方向に分かれ、一方は日本海側へ、もう一方は太平洋側へ流れて行きます。
このように分水嶺が見られる場所は全国的にも珍しいそうです。
歩いたのは、堺田駅から中山平温泉駅まで約6kmの、中山平温泉奥の細道軽井沢コース。
文字通り、落ち葉のじゅうたんの上を歩きます。
雨に濡れてしっとりした「じゅうたん」もまた、柔らかくて気持ちがいいです。
このコースは、源義経が平泉に落ちのびる際に通った道であり、松尾芭蕉が奥の細道の旅で歩いた場所でもあります。そんな、この地にまつわる話を観光協会の方にして頂きました。
無事に全員がゴールし、クールダウンをした後は、(雨でもしっかりとクールダウンをしましょう) 中山平コミュニティセンターで昼食です。
鳴子のお米「ゆきむすび」のおにぎりと、温かい豚汁。なめこのとろみも効いてとっても美味しく、身体が温まりました。
今回は、遠く名古屋や東京から参加された方もいらっしゃいました。
このコースを歩いてみたかったのだそうです。
中山平温泉奥の細道軽井沢コースは歴史的にも貴重な場所ですが、鳴子の遊歩道の様に観光客が多いところではありません。一人で歩くのは不安だと思う方は、ぜひ来年ノルディックウォーキングの体験を兼ねて参加してみてはいかがでしょうか。
参加されたみなさん、そしてこのイベントを企画運営されたスタッフのみなさん、雨の中たいへんお疲れさまでした。