泉ヶ岳アウトドアスポーツ2012は、トレイルランだけではなく、トレッキングやハイキングの種目もあります。そのふるさと緑の道ハイキングに参加してきました。ふるさと緑の道は、宮城県の県政100年を記念し、昭和47年（1972年）に制定された、奥羽山系や北上山系に連なる全長357kmの道です。一度は歩いてみたいと思っていましたが、どのルートもクルマでのアクセスが悪いのが難点でした。今回は、バスで定義まで移動し、そこから泉ヶ岳駐車場までの約10kmをワンウェイで歩きます。こんなチャンスは、そう多くはありません。
開会式です。知ってる人はいないだろうな、と思ってたのですが、ノル松のお二人も参加してました。
バスに乗って定義まで移動します。バスの中では、案内役のゼビオスポーツ山下さんから、ノルディックウォーキングやポールウォーキングの説明がありました。
定義に着くと、希望者にポールを貸し出してくれます。ポールを持たないほとんどの方が借りていました。これにはちょっと驚きでした。みなさん10kmを歩くということに、ちょっと不安を感じていたのでしょうか。
定義から少しアスファルトの道を歩き、ふるさと緑の道の入り口までやってきました。ここでコースとポールの使い方の説明を受けます。
ふるさと緑の道は、あまり人が入っていない感じで、とても自然豊かな道です。
途中の展望の良い場所からは、シェルコム仙台や仙台市街地、その向こうの太平洋まで見えました。自然豊かな道だけあって、コース脇には見たこともないたくさんの種類のキノコが生えていました。それも大きなキノコばっかり。さながら、キノコの植物園といった感じです。２時間ほど歩き、白子岩までやってきました。この先の広い場所でランチタイムです。
頂いたお弁当には、定義名物の焼きめし（みそおにぎり）や三角あぶらあげ、あげまんじゅうが入っています。けっこうお腹いっぱいになりました。お昼を食べ終わって出発する頃には雨が降ってきました。このコースは、翌日のトレイルランの最後の10kmと重なっているので、下草が刈られ、目印も付けてありました。この10kmだけでも、滑りやすい急な階段があったり、倒木や石がゴロゴロしている場所があったりと、歩くだけでも大変なのに、ここを走るなんて、私には絶対に無理です。
- スタートしてからおよそ４時間ほどで、泉ヶ岳スキー場に戻ってきました。
偶然にも、ほぼ同じタイミング下りてきた山頂トレッキングのみなさんと一緒にゴールです。最後に参加者に振る舞われた芋煮は、とても美味しかったです。今日はしっかりと全身の筋肉を使って歩けたと思います。本日歩いたコースはこちらです。途中で記録がストップしてしまいトレースが抜けています。めったに歩けない道なのに、それだけがちょっと残念でした。
