塩竈景観シンポジウムに参加してきました。
プレイベント「またなの岡」眺望見学会を案内してくださったのは、志波彦神社塩竈神社権禰宜 小野さんです。
この地を訪れた明治天皇が、ここから松島湾の景色を眺め、「またとない良い景色だ」と仰ったことから、「またなの岡」と名付けられたそうです。
今では、木々や建物で遮られて、ほんの僅かしか見えません。だからといって境内の木々をむやみに切るわけにもいきません。
この後、塩竈神社博物館を案内して頂きました。私は入るのが初めてでした。
普段は解放していない博物館の屋上。
千賀の浦から塩竈の街も一望できて、素晴らしい眺めです。
反対側を眺めると、美しい塩竈市杉村淳美術館が目に飛び込んできます。
シンポジウムの場所は、塩竈神社の大講堂です。
息子が参加した「徒歩の旅」の解団式以来です。
宮城大学の風見教授の講演があり、その後4名のパネラーの方々と「地域に根ざした景観まちづくり」についてパネルディスカッションが行われました。
景観を創るのも守るのも行政だけでなくそこに住む市民の意識が重要なんだと思います。