先日の「まち家・蔵並み♪ヘルスアップ教室」で住田町を歩いた記録の続きです。
(前編はこちら)
片松山浄福寺で休憩。ここは珍しい銀杏並木の参道。黄色に色づいた頃に見てみたいですね。
案内を読むと伊達政宗公や綱村公が止宿されたと書いてあります。そう住田町は伊達領だったのです。
参加者の方から、海沿いの南部藩と伊達藩の境は、大船渡市吉浜あたりにあったらしいと教えてもらいました。
境内にある笠松の巨木。写真は撮ってませんでしたが、その枝の張り具合がスゴイ!
なまこ壁の立派な蔵。聞いたらここは町長さんの家なんだそうです。
続いて向かうは瑞川山満蔵寺
山門があるだけでも貴重なのに、その細工はすばらしく気仙大工の技術の高さが垣間見られます。
山門には木彫りの仁王像。荒削りながらも迫力いっぱい。
参道には石の仁王像が。
良く見ると目がハートです!
ここからは、気仙川沿いに連なる町並みが見渡すことができます。
住田町の木、鳥、花は、スギ、ヤマドリ、アツモリソウだそうです。
通りの街灯もアツモリソウをデザインしたものです。
住田町は盛街道、高田街道、遠野街道の交わる交通の要所で、宿場町として栄えました。
物ががたくさん集まる場所であったため、蔵も必要だったのです。
まちや世田米駅に戻ってきました。これでまち歩きは終了です。
1時間くらい歩いただけでしたが、ほんとうにたくさんの発見がありました。歴史のあるまちは面白いですね。もう一度歩いたら、また別の発見があることでしょう。住田町は歴史的景観を残した良いまちだと思います。
後編へ続く