好歩好日 ~Good Life with Nordic Walking~

美しい風景や街並み、ステキな方々、美味しいものとの出会いを楽しみに地元を歩くのが好きな「郷土ウォーカー」のブログです。 最も効率良く歩ける手段としてノルディックウォーキングを愛好しています。 歩くことでカラダだけでなくいつの間にかココロも元気になっている、そんな「歩き」を広めていきたい。主に宮城県を中心としたノルディックウォーキングの情報も掲載しています。(ページの最後にNWイベント情報をまとめたカレンダーがあります。PC版でご覧下さい。)

岩手県・住田町でまち歩き(中編)

先日の「まち家・蔵並み♪ヘルスアップ教室」で住田町を歩いた記録の続きです。

前編はこちら

片松山浄福寺で休憩。ここは珍しい銀杏並木の参道。黄色に色づいた頃に見てみたいですね。

案内を読むと伊達政宗公や綱村公が止宿されたと書いてあります。そう住田町は伊達領だったのです。 

参加者の方から、海沿いの南部藩と伊達藩の境は、大船渡市吉浜あたりにあったらしいと教えてもらいました。

境内にある笠松の巨木。写真は撮ってませんでしたが、その枝の張り具合がスゴイ!

 

なまこ壁の立派な蔵。聞いたらここは町長さんの家なんだそうです。

続いて向かうは瑞川山満蔵寺

 

山門があるだけでも貴重なのに、その細工はすばらしく気仙大工の技術の高さが垣間見られます。

 

山門には木彫りの仁王像。荒削りながらも迫力いっぱい。

 

参道には石の仁王像が。

 

良く見ると目がハートです!

 

ここからは、気仙川沿いに連なる町並みが見渡すことができます。

 

住田町の木、鳥、花は、スギ、ヤマドリ、アツモリソウだそうです。

 

通りの街灯もアツモリソウをデザインしたものです。

住田町は盛街道、高田街道、遠野街道の交わる交通の要所で、宿場町として栄えました。

 

物ががたくさん集まる場所であったため、蔵も必要だったのです。

 

まちや世田米駅に戻ってきました。これでまち歩きは終了です。

 

1時間くらい歩いただけでしたが、ほんとうにたくさんの発見がありました。歴史のあるまちは面白いですね。もう一度歩いたら、また別の発見があることでしょう。住田町は歴史的景観を残した良いまちだと思います。

後編へ続く