山形に着いたのはもうお昼近くだったので、まずは腹ごしらえ。冷やしラーメン発祥の店、栄屋本店に向かいました。11:30の開店直後に入店したのですが、店内はもう満員で相席。およそ30分待って出てきたのが写真の冷やしラーメンです。良く見ると氷が浮かんでいます。ラーメンが冷たいなんて、と思われるかもしれませんが、スープにもコクがあって意外といけます。本当に暑い日にはいいかもしれません。
店を出たら、こんなに行列が出来ていました。さすが有名店!
- さて、いよいよ山形県立博物館です。
博物館前には、「縄文の女神」の木彫りのモニュメントがありました。
さて、企画展の内部は撮影禁止なので、買った絵はがきを撮って載せます。この「縄文の女神」は、山形県舟形町の西ノ前遺跡で平成4年に出土し、今年4月に国宝指定されたものです。土偶で国宝指定されているのは今のところ4点しかありません。この「縄文の女神」は高さ45cmで日本最大の大きさを誇るだけでなく、その芸術的美しさからフランスなどの海外でも展示されました。縄文時代中期の縄文人がどんな思いでこれを作ったのか、そしてそれが約4500年後に発見され現代人の心を惹きつけている、考えただけでもワクワクします。
展示されたのは他にもあります。写真はリーフレットを撮影したものですが、長野県茅野市の遺跡から出土した「仮面の女神」(写真左)、同じく「縄文のヴィーナス」(写真右上)、青森県三内丸山遺跡の大型板状土偶(写真右下)と、3点とも複製ではありますが、その形を隅々まで鑑賞することができました。写真でみるのとは全然違います。
- 貴重な土偶をたくさん見れて満足したので、天童のヴェールタカハシさんさんまで足を延ばすことにしました。店内には多くの種類のスポーツサングラスが並び、レンズだけでも種類がいろいろとあると教えて頂きました。単にサングラスが欲しい、というだけではダメで、自分がどんなシーンで使いたいのかをイメージしておかないと自分にあったものは決められません。例えば、調光レンズは紫外線で色が変わるので、フロントガラスで紫外線が遮られるクルマの中では調光が働かないそうです。今度はゆっくりと時間を取って、自分に合うサングラスを作ってもらいに行きたいと思います。
- これが紅山水の山形だし蕎麦です。山形だしとは夏野菜や香味野菜を細かく刻んで醤油などで味付けした郷土料理です。その存在こそ知っていましたが、私は食べたことはなく、今年スーパーでなんとなく買ってみたところ、その美味しさに感動し、この夏のマイブームとなっていました。ここの山形だし蕎麦にのっている「だし」は味付けがされておらず、自分の好みの濃さまでそばつゆをかけて頂きます。夏の暑い日には、これもまた食欲がそそる逸品です。