宮城県志津川自然の家主催事業の「ノルディックウォーキング&シーカヤック」のお手伝いをさせて頂きました。(もちろん講師としてお教えできるのはノルディックウォーキングだけです)
昨年も同じ事業がありましたが、残念ながら波が高てシーカヤックを出すことはできませんでした。
でも今年は海が穏やか。シーカヤック体験できるのを心待ちにしながら、午前中のノルディックウォーキング部門を進めます。
神割崎の駐車場でウォーミングアップ。
今回はいつもに増して家族連れや初心者が多かったです。
参加者のほとんどはシーカヤック目当てで参加したのだろうと私は思っていましたが、実際に話を伺うと多くの方がノルディックウォーキングもやってみたかったそうで、NWインストラクターとしてはとてもうれしいかぎりです。
神割崎から自然の家までの約6キロのコースを歩きます。途中のエイドステーションで頂いたアイス「ガリガリ君」に、子どもも大人も大喜び!
6歳の男の子もがんばって歩きました。
そして、ウルトラマンらしき人も。
この神割崎から自然の家までのコースは何度も歩いていますが、今回ほどあっという間だと感じたことはありません。ずっとおしゃべりしながら歩いたからでしょう。おそらく参加されたみなさん全員とお話ができたはずです。(子どもたちとは会話になったかどうかは分かりません(笑))
カレーで腹ごしらえ。午後からはシーカヤックの部です。
はじめに、パドルの持ち方やカヤックへの乗り込み方を教わりました。みんな真剣に聞いています。
志津川自然の家のシーカヤックはシットオンタイプ。スピードは出にくいけど安定しているそうです。
いよいよ海へ。二人ひと組で乗り降りのサポートを行います。
まずは前半組みのみなさん、行ってらっしゃーい。
私は後半組。待ち時間はビーチで遊びます。
こんなクラゲがいました。
さていよいよ私も海に漕ぎ出します。実は初めての体験!
最初は右に左にと方向が定まらなかったけど、そのうち慣れてきてなんとか前に進めるようになりました。
志津川湾に浮かぶ竹島めざして必死になってパドリング。途中、風に流されてちょっと恐いと思ったけど、総じて楽しかったのは間違いありません。また機会があったらやってみたいです。
2011年の震災では、船も艇庫も全て流されてしまったそうです。
その艇庫もまもなく完成。今はシーカヤックなどの船は自然の家から海岸までトラックで毎回運んでいてとても大変そうです。そして、実習要望の多いカッター船(十数人で息を合わせて漕ぐボート)も最近購入できたそうで、これからますます海の活動が本格化していくことでしょう。
今年度、職員の方の顔ぶれも一部変わりましたが、参加者に楽しんでもらおうという職員のみなさんの心遣いは変わらず、私自身も心から楽しませていただきました。
自然の家のみなさん、そして今回参加されたみなさん、大変お疲れ様でした。そして初めてノルディックウォーキングを体験された方は、ぜひこれからも続けてみてくださいね。