2015年のINWA(国際ノルディックウォーキング連盟)のコンベンションに参加した海老名NC(ナショナルコーチ)が、ワークショップのエッセンスを伝達してくれる講習会です。
INWAでは、自分の体がどうやって動いているのをちゃんと理解したうえでノルディックウォーキングをすることが健康維持につながると考えているそうです。
キーワードは、途切れずに流れるように動くこと。(Elastic Movement)
ポールを使ったとしても自然な歩きができることを目指すエクササイズです。
音楽を使ったウォームアップや、ポールを使ったサーキットトレーニングなど、多岐に渡っていて覚えきれません(汗) ちゃんと復習しないとね。
午後からは、JNFA(日本ノルディックフィットネス協会)竹田会長による座学「NWのサイエンスとセオリー」
内容をJNFAのページから引用しますと、
理論1-- NWの特徴であるエネルギー消費量と下肢関節への負荷について、通常歩行と比較しながら本当にエネルギー消費量を高めるのか、また、下肢関節の負荷を軽減させることが出来るのかについて、科学的データを元に解説します。
理論2--リハビリテーションとしてのNWの有効性を多角的視点から考察し, 両者を総合的に考慮しながら、 正しいNWの歩き方の考え方を学習します。
というものです。
竹田先生が大学で研究されたデータをもとにして話をされているので説得力があります。
ノルディックウォーキングというポールを使ったスポーツが良いことは間違いありませんが、インストラクターが最初に習う基本の動きが全ての人に当てはまる訳ではありません。
無理に歩幅を広げたり、腕を後ろまで振る必要がない場合もあるということはINWAでも教えているそうです。
その人に合わせて柔軟に指導方法を変えることのできる資質がインストラクターには求められているのでしょうね。